2004年04月21日(水) 19時02分
三菱ふそう、虚偽発表認める=「国交省と共通の理解」−うその経緯、説明避ける(時事通信)
三菱ふそうトラック・バスのビルフリート・ポート社長らは21日、都内で記者会見し、頻発した大型車のタイヤ脱落の原因に関する重要資料を国土交通省に報告しなかったにもかかわらず、同社首脳が記者会見で「書面で提出した」と虚偽発表した問題について、「国交省が(報告されていないと)発表した内容は、同省と三菱ふそうの共通の理解である」と釈明。事実上、同省に報告しておらず会見で虚偽を述べたことを認めた。
会見で社長は、脱落の原因となったハブ破損の原因追究や安全への配慮が不十分だったと認め、遺憾の意を表明したが、虚偽会見については「調査中」などとして説明を避け、謝罪もなかった。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040421-00000184-jij-soci