2004年04月20日(火) 21時02分
社内で危険度格下げ=2件目以降、リコール対象外に−三菱製タイヤ脱落事故(時事通信)
三菱ふそうトラック・バス(昨年1月、三菱自動車工業から分社)製大型車のタイヤ脱落事故で、同社は1994年の2件目の事故後に開いた「リコール対策会議」で、以後の脱落事故の原因を過積載や整備不良として扱うことに決め、92年の最初の事故で人身事故に直結する恐れのある「S1(極めて重大)」としていた危険度を「S2(重大)」に格下げしていたことが20日、神奈川県警の調べで分かった。
県警は、脱落事故の危険度を下げることで、リコールを検討する同対策会議の対象から外れるように工作していた可能性があるとみて、経緯などを調べている。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040420-00000027-jij-soci