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ホームでの通話がほぼ不可能になるのは、「第2世代」と呼ばれる携帯電話。該当機種の普及率は全国で約8割という。
市交通局は以前から、地下駅のホームで携帯電話が使用できないようにと、ホームのある階にはアンテナの設置を認めず、ホームの上の階のコンコースにだけ設置を許可してきた。客同士が密着するほど混雑した車内で、携帯電話がペースメーカーに影響を与えるおそれがあるためで、車両の行き交うホームも携帯電話の「不感地帯」にするはずだったという。
しかし実際には、階段を通じてコンコースからホームへ電波が届き、一部は通話可能な状態になっていた。
厚生労働省の調査結果で、一部業者の「第3世代」の携帯電話がペースメーカーに影響を与えないと分かり、市交通局は昨年12月、普及率が約2割の第3世代携帯電話の一部について、ホーム階へのアンテナ設置を認めた。その際、第2世代携帯電話については、ホーム階へ電波が届かないよう業者側へアンテナの調整を求めた。
◇第3世代携帯電話 第2世代で不可能だった高速通信が可能になり、動画や音声を配信するサービスも提供されている。2001年10月、NTTドコモが「FOMA」で本格サービスを始めたのが最初。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20040420/lcl_____ach_____003.shtml