2004年04月20日(火) 00時00分
インターネットショッピング利用者 3年間で3倍増(朝日新聞・)
県内でインターネットを使って買い物をする人が3年前の3倍に増えたことが、県消費生活センターの調べで分かった。4人に1人が利用しており、市価よりも安い、一般店では入手しにくい、などが理由。一方で、迷惑メールやウイルス感染の被害も急増し、約4割の人が個人情報の漏洩(ろうえい)を不安視している。
電子契約に関するトラブル相談がセンターに多数寄せられるようになったため、昨年11〜12月に県内の740人にアンケートし、739人(99・9%)が回答した。
インターネットの利用は「あり」が67・2%(3年前は48・1%)。年代別では20代が93・3%と最も高く、10代の86・1%が続いた。
インターネットショッピングは26・1%(同9・3%)が「あり」と答えた。購入した、もしくは購入したい物は、本・雑貨、コンサートやスポーツ観戦などのチケット、航空券・乗車券に人気が集中。利用の際に重視するのは、「市価よりも安い」「一般店では手に入りにくい」「返品やキャンセルができる」などが目立った。
逆に利用したことがない理由では、「実物が見られない」が最も多い。
また、迷惑メールが149人と3年前に比べて倍増、ウイルス感染は89人で10倍に増えた。電子契約については、「個人情報漏洩が心配」との意見が多かった。
センターは「インターネットは若い人の利用率が高く、今回の結果を生かして効果的に啓発したい」としている。
(4/20)
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3994
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