2004年04月16日(金) 18時51分
差し押さえ品をネット公売 都がオークション方式で(共同通信)
東京都は16日、固定資産税など、都税の滞納者から差し押さえた絵画や古美術品などを、インターネットのオークションで売却する方法を7月から試行すると発表した。インターネットを活用した公売は全国で初めてという。
石原慎太郎知事は同日の記者会見で「インターネットの活用で都の税収の確保、ひいては徴収率の向上にもつながると思っている」と話した。
ネットオークション最大手のヤフーと協力してシステムを構築、入札希望者は自宅のパソコンなどからインターネットを通じて参加できる。
7月に予定している1回目には、山下清のリトグラフ(見積額10万円)や掛け軸、小判、指輪など17点程度の出品を予定している。
パソコンを持っていない人は都主税局内のネットオークション参加用のパソコンを無料で利用できる。落札価格から滞納分とシステム利用料金を徴収、余りが出た場合には、差額を滞納者に返却する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000196-kyodo-soci