2004年04月16日(金) 21時16分
三菱ふそう会長、タイヤ脱落事故などで引責辞任(読売新聞)
三菱ふそうトラック・バスは16日、同日付で宇佐美隆会長が辞任し、取締役も退くと発表した。2002年1月に横浜市で同社製の大型トレーラーの車輪が外れ母子3人が死傷した事故や、今年3月に大型車の車軸周辺部品「ハブ」の欠陥を認め約11万台のリコール(回収、無償修理)を届け出たことなど、一連の不祥事の責任をとったとみられる。退職慰労金は辞退する見通しだ。
同社は筆頭株主の独ダイムラー・クライスラーが65%の株式を保有し、ヴィルフリート・ポート社長を派遣している。宇佐美会長の後任には日本人を充てる予定だ。2001年以降バス・トラック部門のトップを務めてきた宇佐見会長の辞任で、ダイムラーの主導色がさらに強まりそうだ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000313-yom-bus_all