2004年04月16日(金) 21時12分
消費者の食への信頼回復へ指針−−県が策定 /香川(毎日新聞)
県は「食の安全・安心基本指針」を策定した。BSE(牛海綿状脳症)の発生や食品の偽装表示などで揺らぐ食品に対する消費者の信頼を取り戻すのが狙い。
県生活衛生課によると、指針は消費者、学識経験者、生産・流通業者の15人の委員でつくる「県食の安全推進懇談会」や県民の意見を聴取して作成。食品関連事業者や県の責務として残留農薬等の自主検査、食品表示110番などの取り組みを明記。情報収集や意見表明など消費者側の役割も盛り込まれている。
指針を基に、今年度は「食品衛生監視指導計画」「消費者の食の安全・安心推進計画」などを策定。数値目標を掲げ、「県食品安全連絡会議」で実績を検証するという。【内田達也】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000006-mai-l37