2004年04月16日(金) 12時34分
輸入再開の要望書提出 米国産牛で仙台牛タン業界(共同通信)
亀井農相(右)に、米国産牛肉の早期輸入再開の要望書と署名を手渡す仙台の牛タン業界代表=16日午前、農水省
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仙台名物の牛タン料理の専門店などでつくる「仙台牛たん振興会」「太助会」の代表らは16日、農水省に亀井善之農相を訪ね、米国の牛海綿状脳症(BSE)発生に伴い輸入停止が続く米国産牛肉の輸入再開を求める要望書と、約4万5000人分の署名を提出した。
要望書は、国内の牛タン消費は米国産が7割以上を占め、国内在庫が底をつきかけており、「商売として維持することが難しい」と窮状を強調。米国産の早期の輸入再開か、長期化する場合は代替となる豪州産の供給を増やしてほしいとした。
森谷昇・太助会会長は「(このままでは)在庫が5−6月までしか持たない。(早期再開は)現状では考えられず、困っている。牛タンは安全部位だから部分輸入でもしてほしい」と訴えた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000102-kyodo-bus_all