2004年04月15日(木) 20時41分
食品表示のパンフを作製 Q&A式でポイントを平易に−−県 /香川(毎日新聞)
BSE(牛海綿状脳症)を巡る牛肉偽装事件など「食」に対する不安が広がる中、県県民参画課は、食品表示のポイントを分かりやすくまとめたパンフレット(A4判、24ページ)=写真=を2500部作製した。県内の保健所や消費生活センターなどを通じて県民に配布する。
食品販売は、消費者に食品の内容や安全性などを正しく理解してもらうため、JAS法や食品衛生法などで、産地や成分、賞味期限などの表示が義務付けられている。
同課によると、大型スーパーマーケットなどでは食品表示が徹底されているが、地域の小さな小売店では表示がなされていないケースもあるという。同課や農政事務所などが表示義務の徹底を指導しているが、消費者側にも食品表示に対する正しい知識を持ってもらおうと作成された。
パンフレットは、朝・昼・夕食の献立ごとに使用される食材を例に取り、ブレンド米や食品添加物の表示に関する知識などを掲載。分かりやすいようにQ&Aスタイルなどで掲載されている。
同課は「消費者が『食の安全』に対する意識を高めていく中で、その参考資料にしてほしい」と話している。【近藤大介】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000004-mai-l37