2004年04月14日(水) 20時52分
ネット普及率が60%台突破、半数はブロードバンド(読売新聞)
総務省が14日発表した2003年の通信利用動向調査によると、同年末時点でのインターネット利用者は前年末に比べ788万人増えて7730万人となった。総人口に占める利用者の割合(人口普及率)は同6・1ポイント増の60・6%に達し、初めて6割を超えた。
自宅のパソコンからインターネットへの接続方法をみると、ブロードバンド(高速大容量通信)回線の利用が前年比18・2ポイント増の47・8%に急増した反面、電話回線を通じたダイヤルアップ接続は同14・7ポイント減の30・2%となった(複数回答)。低価格化を背景にADSL(非対称デジタル加入者線)や光ファイバーなどが家庭に急速に普及していることを示している。
ただ、インターネットの利用が広がる中で、55・4%が「プライバシーの保護」に、4割以上の人がコンピューターウイルスの感染に、不安を感じている(複数回答)ことが分かった。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000312-yom-bus_all