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高級食材としてカモ肉を全国に出荷している宮城県河北町の加工販売会社「エフエスかほく」(佐藤文夫社長)が、カモの輸入肉を国産と偽って販売していた疑いが強まり、宮城県警は14日にも、同社や社長の自宅などを不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で捜索する方針を固めた。県警は、同社の偽装は、牛海綿状脳症(BSE)問題で牛肉に代わる食肉への需要が高まった01年以降、続けられていたとみている。
調べでは、同社は東南アジアから輸入した冷凍カモ肉を地場産と偽ってラベルに表示し、販売した疑い。
信用調査会社によると、同社は自社で育てたカモをブランド食材「フランス鴨(かも)」として出荷。首都圏や関西の大手デパートなどに販路を広げ、01年2月期に8600万円だった売り上げを03年同期には、1億5800万円にまで伸ばしたという。
県警は、カモ肉の需要が高まる鍋シーズンの冬場を中心に偽装工作を続けていたとみている。国産であれば、輸入肉の倍程度の値段で販売できるという。(04/14 06:04)