2004年04月14日(水) 11時48分
生徒集まらず損害と提訴 関塾のフランチャイズで(共同通信)
素人でも安定した進学塾経営ができると言われてフランチャイズ契約したのに、生徒が集まらず損害が出たとして、大阪府の元会社員ら3人と京都府の建築事務所が14日、大手学習塾「関塾」(大阪市)と関連会社などに計3300万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。
訴状によると、建築事務所は2001年6月、「30人程度の生徒は確実に集まり、高収益で安定した経営ができる」などの説明を受け、計約860万円を支払って関塾とフランチャイズ契約を結び進学塾を開いた。しかし生徒は最大でも16人しか集まらず、毎月多額の赤字が出たため、今年3月に解約した。大阪府の3人も、契約したものの生徒が集まらず、赤字が続いたため解約した。
原告らは「関塾が事前に説明した内容は実態と大きく異なり、違法な勧誘だった」と主張している。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000100-kyodo-soci