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総務省は14日、インターネット接続サービス「ヤフーBB」の契約者約450万人の個人情報が流出したとして、ソフトバンクBBの孫正義社長を呼んで文書で厳重注意し、再発防止策を取るよう行政指導した。ソフトバンクグループへの行政指導は口頭では過去にもあったが、文書での指導は初めて。同時に、流出原因を踏まえた再発防止策も、5月末までに報告するよう求めた。
ヤフーBBは、ADSL(非対称デジタル加入者線)方式によるブロードバンド(高速大容量)通信サービス。この契約者らの名前や住所、電話番号などの情報を入手した元右翼団体会長らが、ソフトバンクBBから現金を脅し取ろうとして、2月に流出が発覚した。同省によると、入手経路などはまだ解明されていないが、過去最大規模の流出事件を重くみて措置を取ったという。孫社長は総合通信基盤局長から行政指導を受けた後、麻生総務相と面談し、陳謝した。孫社長は記者団に対し「内部から流出した可能性が高く、性善説による運営は改めていかざるを得ない」と語った。(04/14 19:15)