2004年04月13日(火) 18時01分
カーチェイス致死、2審も実刑=危険運転罪の適用是認−あおり明らか・東京高裁(時事通信)
カーチェイスまがいの運転で2人を死傷させたとして、危険運転致死傷罪などに問われた元会社員平井悦夫被告(53)の判決が13日、東京高裁であり、山田利夫裁判長は懲役6年とした1審・東京地裁判決を支持し、同被告側の控訴を棄却した。
飲酒や薬物でなく、運転方法に同罪が適用された異例のケース。弁護側は「単なる追い抜き」として業務上過失致死傷罪の適用を主張していた。
これに対し、山田裁判長は「時速87キロで高速運転した上、相手の車の進路変更を妨害する積極的な意図で自車を著しく接近させた。あおり行為は明らかで危険運転致死傷罪に該当する」と退けた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040413-00000305-jij-soci