2004年04月13日(火) 21時15分

エアバッグ誤作動でけが　「ジャガー」をリコール（共同通信）

　英ジャガーカーズの乗用車のエアバッグが誤作動で膨らみ、負傷者が出ていることが分かり、同社の輸入代理店が１３日、国土交通省にリコール（無料の回収・修理）を届け出た。いすゞ自動車もトラックなどを対象にリコールを届け出た。
　届け出によると、「ジャガー」シリーズの「Ｘ−ＴＹＰＥ２・５　Ｖ６」など５車種（２００１年３月−０２年７月輸入）は、側面衝突センサーの不備で、衝突していないのに外部からの電磁波の影響でサイドエアバッグが誤って膨らむ恐れがある。
　昨年５月−今年１月に４件の誤作動が起き、乗っていた人が軽い打撲を負うケースが広島県呉市と千葉県浦安市で各１件あった。
　いすゞの「エルフ」と、同社が生産し日産自動車が販売する「アトラス」、日産ディーゼル工業が販売する「コンドル」は０２年１０月から今年４月に排気管を交換修理した車で排気管が損傷する恐れ、いすゞの「ビッグホーン」（一部はスバルのビッグホーン）と、いすゞの生産でホンダが販売する「ホライゾン」はアクセルを戻してもエンジン回転が下がらない恐れがある。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040413-00000212-kyodo-soci