2004年04月12日(月) 18時51分
納税通知書で個人情報漏れ 34通分、製本ミスで(共同通信)
仙台市が2004年度の固定資産税納税通知書の製本ミスから、別人の資産情報が記載された通知書34通を同市内の納税者に発送、個人情報が漏れていたことが12日、同市宮城野区課税課の発表で分かった。
同課によると、誤って送付されたのは固定資産の「共有者の一覧」で、共有者の氏名と持ち分が記載されている。
同課職員らが3月17日ごろ、12枚つづりの通知書を製本中に機械が一時停止。用紙の位置を誤ってセットし再稼働したため、102通分にずれが生じ、他人の共有者一覧が混じった。うち68通分は空欄だったが、残りの34通分に記載があった。
同課は通知書を今月7日に発送。9日に納税者から「自分の資産ではない記載がある」と連絡があり、ミスが発覚した。
同課は誤って送付した通知書のほとんどを回収済みで「個人情報の乱用の恐れはない」と釈明、製本チェックを徹底するとしている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040412-00000168-kyodo-soci