2004年04月12日(月) 19時34分
小麦混入でアレルギー症状 札幌の米粉パン会社を提訴(共同通信)
小麦未使用と表示された米粉パンを食べたところ、小麦アレルギーの症状が出たとして、仙台市の男児(6つ)と両親が12日、札幌市西区の米粉パン製造会社に慰謝料など計240万円を求める訴えを仙台地裁に起こした。
訴えによると、男児は小麦へのアレルギーがあり、昨年9月22日、幼稚園の給食の代わりに自宅から持参した“米粉パン”を食べて全身に、じんましんが出るなどの症状が出た。
製造会社に申し出たところ、自宅に残っていたパンから食品衛生法の表示基準を超える小麦の混入が判明。原告は「事故後の対応が不誠実だ」とし、1人当たり懲罰的慰謝料50万円、肉体的・精神的被害額30万円を請求した。
原告によると、米粉は新潟県の製粉会社が製造。パンの原料の米粉と、小麦粉が一部混じった別の米粉とが同じ製造ラインで作られていたという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040412-00000186-kyodo-soci