2004年04月09日(金) 20時21分
三菱でまた車輪脱落の恐れ 四輪駆動車8万台リコール(共同通信)
三菱自動車は9日、軽乗用車「ミニカ」など5種の四輪駆動車の後輪装置に欠陥があり、車輪が脱落する恐れがあるとして国土交通省にリコール(無料の回収・修理)を届けた。
昨年9月に長野県内、同年12月に群馬県内、今年3月に山形県内と3件の脱落事故が起きているが、いずれもけが人はいない。
ミニカのほかは「トッポBJ」「eK−ワゴン」「eK−クラッシィ」「eK−スポーツ」で、2001年9月−今年2月製造の計約8万1500台。ミニカとトッポBJはバンタイプのものも含む。
後輪車軸のシャフトのねじ加工が不適切なほか、シャフトにブレーキドラムを固定するロックナットの締め付けが不十分なため、発進や旋回の繰り返しでロックナットが緩む。最悪の場合、ブレーキドラムごと車輪が外れる恐れがある。
回収する全車両を点検し、緩みがある場合はシャフト、ブレーキドラム、ロックナットを新品と交換する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040409-00000224-kyodo-bus_all