2004年04月07日(水) 22時13分
後輪ハブにも亀裂確認 母子死傷事故で神奈川県警(共同通信)
横浜市で2002年、三菱自動車製トレーラーの左前輪が脱落、直撃を受けた母子が死傷した事故で、神奈川県警は7日までに、事故を起こした車両の後輪でもタイヤと車軸をつなぐ「ハブ」に亀裂が入っていたことを確認した。
三菱自動車から分社した三菱ふそうトラック・バスが3月下旬、前輪に続き後輪ハブのリコール(無料の回収・修理)を表明したのを受け、県警が再検証していた。
調べによると、亀裂は磁気探傷検査で発見。後輪の4つのハブすべてに長さ1−20ミリの亀裂が無数にあったという。
県警は脱落しなかった右前輪のハブでも亀裂を確認しており、ハブの欠陥が事故の要因とみて業務上過失致死傷容疑で捜査している。
事故は02年1月10日、横浜市瀬谷区で走行中のトレーラーのタイヤが外れ、直撃を受けた主婦=当時(29)=が死亡、子供2人が負傷した。(共同通信)
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