2004年04月07日(水) 23時59分
米でヤコブ病?13人死亡、民主上院議員が調査要求(読売新聞)
【ワシントン=笹沢教一】米ニュージャージー州で、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)に似たクロイツフェルト・ヤコブ病で13人が相次いで死亡した疑いがあるとして、同州選出の民主党上院議員2人が米疾病対策センター(CDC)に調査を求める書簡を送った。議員のスポークスマンが6日、明らかにした。
議員の声明やニューヨーク・タイムズ紙などの報道によると、13人はいずれもヤコブ病とみられる症状を引き起こし、1988年から92年にかけてチェリー・ヒルという町の競馬場の同じレストランで食事をしていた共通点がある。
2議員は「自然発生型のヤコブ病の発生率は100万人に1人で、13人という数字は異様に高く、BSE感染牛を食べることで感染する新型ヤコブ病との関連を精査する必要がある」としている。
CDCの広報担当者は「調査が必要かどうかを含めて検討中」としている。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040407-00000315-yom-int