2004年04月06日(火) 13時37分
携帯メールで殺人激励、24歳女に有罪判決…大津地裁(読売新聞)
携帯電話でメールを送り、奈良県生駒市鹿ノ台東、無職徳本晋一被告(40)(殺人罪で公判中)が女性を殺すのを“激励”したとして、殺人ほう助の罪に問われた東京都世田谷区、飲食店アルバイト竹村歩被告(24)の判決公判が6日、大津地裁であった。
大西良孝裁判長は、竹村被告に懲役3年、執行猶予4年(求刑・懲役4年)を言い渡した。
判決によると、竹村被告は昨年7月13日未明、徳本被告が大阪府吹田市の女性(当時21歳)の殺害をためらって送ったメールに対し、「大丈夫、深呼吸して」「これしかないし、それが一番」などと返信。徳本被告は同日午前4時ごろ、大阪市東淀川区のマンションで、女性の頭などを金づちで十数回殴り、ネクタイで首を絞めて殺した。
公判で竹村被告は「私の言葉が被告を左右するとは思わなかった」とメールの影響力を否定。一方、徳本被告は「やりとりがなければ、女性を死なせることはなかったはず」としていた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040406-00000104-yom-soci