2004年04月06日(火) 19時44分
農薬、化学肥料半減を 県が食の安全行動計画−−今年度から3年間実施 /山梨(毎日新聞)
県は、食の安全と安心対策を計画的に進めていくための具体的な取り組み内容などを明らかにした「やまなし食の安全・安心行動計画」を作成した。化学合成農薬、化学肥料の50%削減を目標とした削減計画の策定、食品表示ウオッチャーの設置や地産地消の推進などが盛り込まれた。
同計画は▽消費者の視点に立った施策の展開▽消費者への正確な情報の提供▽生産者、事業者による食品安全性の確保▽消費者、生産者、事業者相互の信頼関係の確立▽消費者、生産者、事業者、行政の協働——の五つを基本的な考え方とし、04年度から3年間で取り組む。
推進方向として、▽生産から消費に至る食品の安全性の確保▽消費者、生産者、事業者の相互理解と信頼関係の確立▽食品に関する正確な情報の提供——の三つを示した。
取り組みの実施や進捗状況などの進行管理は山本栄彦知事を本部長とする全庁的な組織「県食品安全対策本部」で行い、総合的な食の安全・安心対策を推進する。【鷲頭彰子】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040406-00000007-mai-l19