2004年04月06日(火) 01時33分

三菱から報告なかった　国交省調査、国会報告へ（共同通信）

　三菱ふそうトラック・バス（三菱自動車から昨年１月分社）の大型タイヤ脱落問題で、国土交通省は、摩耗が進んでいなくてもタイヤと車軸を結ぶ部品「ハブ」に亀裂が生じていたとの最終的な報告を三菱側から受けていなかったとの調査結果をまとめた。６日、国会に報告する。
　この報告の有無をめぐり、三菱側は欠陥ハブのリコールを届けた３月の記者会見で、「２００２年７月に国交省に回答している」と発言。
　摩耗の状態にかかわらずハブに亀裂が生じていることになれば、整備上の問題でなく設計上の欠陥が疑われるため、国交省が当時きちんと把握していればリコールに持ち込めたはずだとして、国会でも問題になっていた。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040406-00000015-kyodo-soci