悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
金融機関窓口の担当者が印鑑を照会する端末に、預金名義人の顔写真も映し出して本人確認するシステムを沖電気工業が開発した。盗まれたり偽造されたりした印鑑での預金引き出しを防ぐのが狙いだ。既存システムを利用して顔写真を確認できるようにしたのは業界初といい、「低コストでのセキュリティー強化」をうたう。
名義人が希望した場合、店頭などで撮影した顔写真をあらかじめ登録しておく。窓口を訪れた利用者の口座番号などを担当者が端末に入力すると画面に印影のほか、顔写真が表示され、本人確認が確実に行える、という。新たな装置やデータベース構築は不要という。
5日から福島県商工信用組合(本店・福島県郡山市)で稼働を始めており、沖電気は印鑑照会システムを納入している約60の金融機関への販売を目指している。
(04/06 19:30)