2004年04月06日(火) 16時15分
<架空請求>著作権団体装いファイル共有ソフト利用者に(毎日新聞)
日本音楽著作権協会(JASRAC)は6日、ファイル共有ソフト利用者に、JASRACから調査依頼を受けた団体を名乗り金銭を要求する架空請求があったと発表した。請求は1件だけで被害は出ていないが、JASRACは「共有ソフトによるファイルの違法な交換があった場合、、JASRACはソフト利用を止めるよう警告することはあるが、すぐに金銭を要求することはない」として、注意を呼びかけている。
JASRACによると、5日午後3時ごろ、首都圏近郊に住むという男性から、「ネットワーク調査協会」を名乗り、「JASRACの依頼で、ファイル交換ソフト、Winnyを使用しているか調査している。使用しているようなので50万円支払え」とする電話があったと、電話で相談があった。男性はWinnyの利用を認め、違法な音楽ファイルなどを交換していたといい、JASRACはWinnyを使わないよう警告した。【富田 洋一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040406-00001077-mai-bus_all