2004年04月04日(日) 08時21分
総務省、「ヤフーBB」情報流出で孫社長に行政指導へ(読売新聞)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」での加入者情報の大量流出事件で、総務省は3日、週明けにも運営会社であるソフトバンクBBの孫正義社長を総務省に呼び、総合通信基盤局長名の文書で、再発防止や顧客情報管理の徹底を求める行政指導を行う方針を決めた。
450万人という過去最大規模の個人情報が漏れた事態を重視し、孫社長本人に対して行政指導の文書を交付し、再発防止の徹底を促す必要があると判断した。
行政指導は、通信事業者が顧客情報を適正に管理するよう定めたガイドライン(指針)に基づく措置だ。総務省はこれまでに、ソフトバンクBBに個人情報管理策の早急な改善や情報が流出した顧客への対応などを口頭で要請。ソフトバンクBBも、データベースに接続できる従業員数の制限や、顧客情報のコピー防止などの対策を決めた。
総務省は一定の改善が図られたとみているが、ソフトバンク側に早期に報告を求める方針だ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040404-00000301-yom-bus_all