2004年04月01日(木) 18時12分
チャイルドシートを回収 法改正後初めて(共同通信)
チャイルドシート製造販売のリーマン(愛知県佐屋町)は、同社製品「ピピシェルティー」に、衝突時に頭部の振れが基準より大きくなる恐れがあるとして1日、国土交通省に約6200台のリコール(無料の回収・修理)を届けた。これまで実際の事故やクレームはない。
自動車の後付け装置であるチャイルドシートとタイヤもリコールの対象に加えた改正道路運送車両法の施行(ことし1月)以降、リコールは初めて。
届けによると、この製品は2001年2月から昨年8月までに製造された幼児用(1歳ぐらいから4歳ぐらいまで)。原因は不明だが、時速50キロでぶつける衝撃テストをすると、頭部の振れが基準より1・4センチ大きくなる不適合が見つかった。国交省の市場調査と社内試験で分かった。全品について新製品と交換する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040401-00000157-kyodo-soci