2004年04月01日(木) 20時34分
京都府警 OBに安全相談員を委嘱 受理件数5年前の4倍増に(京都新聞)
警察への困りごと相談への対応や防犯指導をするため、京都府警は1日、警察官OB11人に警察安全相談員を委嘱した。早川寛総務部長は「ヤミ金融や悪質商法、ストーカーなど、警察には府民が切実な思いで相談してきている。府警で培ったノウハウを発揮してほしい」と訓示した。
相談員は2001年春から実施している制度。経験豊富な府警OBを非常勤嘱託として任用し、伏見署や下鴨署、宇治署などの10署と府警本部に配置して、面接や電話で住民からの相談にあたっている。
広報応接課によると、警察安全相談は03年に約3万2800件受理した。前年より41%増で、5年前の約4・3倍と急増している。
内訳では、身に覚えのないインターネットの有料利用請求やヤミ金融などの悪質商法関連が約5300件、金銭貸借など契約関係の約3900件の相談が目立っている。 (京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040401-00000098-kyt-l26