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中国の民族楽器演奏グループ「女子十二楽坊」のアルバムのなかで、シンガポールの作曲家の曲が無断で使われ、その著作権料も支払われていなかったと報じた本紙2月26日夕刊1面の記事は、日本と中国の両国で曲の使用に関する届けが適正に行われ、著作権料の支払い手続きも取られており、誤りであることが、その後の朝日新聞社の調べでわかった。
社団法人・日本音楽著作権協会によると、日本で03年7月に発売されたアルバム「女子十二楽坊 ビューティフル・エナジー」に収録されているアンドリュー・ラム氏作曲の「NO WORDS(無詞)」は、作品として同協会に登録されており、使用のための適正な手続きもすんでいた。
著作権料についても、同年12月下旬、アルバムの発売元プラティア・エンタテインメント社(塔本一馬社長)から同協会を通じて日本で「無詞」の著作権を持つ会社に初回分が支払われていた。
また、中国音楽著作権協会によると、中国で発売されたアルバム「女子十二楽坊魅力音楽会」に入っているラム氏作曲の3曲について、北京世紀星●文化伝播有限公司(王暁京社長)が02年1月に同協会に使用許可を申請。曲の使用料も同公司が同協会に納めていた。
■おわび
2月26日付夕刊「女子十二楽坊、曲を無断使用」の記事で、曲が無断で使われ、著作権料も未払いだったとの記述は誤りでした。日本と中国で適正な法的手続きが取られていました。おわびして、見出しとともに訂正します。
●は石へんに「葉」のくさかんむりを取ったもの(03/31 16:00)