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東武鉄道(東京都墨田区)は26日、メールで沿線情報の配信サービスを受けていた会員約13万2000人の住所、氏名、趣味などの個人情報が流出した可能性があると発表した。昨年12月以降、「アダルトサイトの通信サービス料などの名目で、25万円の請求書が郵送されてきた」との問い合わせが会員から約5700件あり、調べていた。同社は警視庁に捜査を依頼し、根津嘉澄社長と副社長の計2人の報酬を2割、3カ月にわたり減額処分にする。
東武鉄道によると、データが漏れたのは、列車の運転見合わせや沿線のグルメ情報などを、携帯電話やパソコンの電子メールに無料で配信する「102@Club」。8月まで配信サービスを中止する。
会員の中には、東武への登録に際して、住所、氏名などをひらがな表記するなど、特有の表現をした人がいた。請求書はその通りに送られてきたという。うち約10人が代金の一部を指定の銀行口座に振り込んだという。
東武は、個人情報の入ったサーバーコンピューターの管理を、東京都内の会社に委託している。昨年4月、この委託先のIDとパスワードを用いた、サーバーへの不審な接続記録が見つかったという。IDなどを知っている委託先社員8人に聞き取りしたが、全員が関与を否定したという。
(03/26 20:11)