2004年03月27日(土) 00時00分
2業者の製品に表示と別のコメ(朝日新聞・)
昨夏の冷夏による米価の高騰を受け、不正を防止するために実施された03年産新米の品質表示の調査結果が26日、公表された。県内では2業者の製品が、ブランド名と違う種類の米が混ざっていたとして、JAS法に基づく改善の指示を受けた。
県などによると、2社とも卸売りと小売りの資格を持っている。1社は、県産コシヒカリの表示の米に別の品種が混ざっており、もう1社は「あきたこまち」に別の品種が混ざっているのがDNA分析で分かった。2社とも改善の意思を見せているという。
県農林水産部の神山修次長は「表示は適正にすべきで、不適切な表示に対しては、法に基づき対応した。今後、改善されたかどうかを確認する」としている。
県内では、昨年10月から11月にかけて、小売店62店、卸売業者5業者の精米製品513点を調査した。関東農政局茨城農政事務所によると、のべ97点に表示の欠落、誤表示など不適切な表示があったという。
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http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=7208
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