2004年03月27日(土) 12時52分
固定→携帯の平日料金、来月から2—5割安に(読売新聞)
固定電話から携帯電話に電話をかける際に、携帯電話番号の前に4けたの識別番号をダイヤルすれば通話料金が割安になるサービスが4月1日から始まる。これまでに出そろった各社の料金は、3分間の料金が54—63円で、従来料金より2割から5割以上安くなる。
固定発・携帯着の電話料金は、通話相手が契約している携帯電話会社によって異なるが、携帯発・固定着に比べ、最大50%も高かった。
新サービスの料金は、NTTコミュニケーションズと日本テレコムが通話先の携帯電話会社にかかわらず「3分54円」で統一して割安感を打ち出す。KDDIはau向けなどを3分54円とし、さらに、割引サービスに登録している場合は、au向けが3分51円になる。NTT東西地域会社も「状況を見て値下げを検討する」としており、今後も価格競争が続きそうだ。
フュージョン・コミュニケーションズを除き、事前申し込みの必要はない。選んだ固定電話会社の通話料金は、NTTの料金請求と合算される場合と、個別に請求書が届く場合がある。識別番号を付けずにダイヤルすれば、携帯電話会社が設定している従来の通話料金(平日昼間3分70—120円)が適用されるので、注意が必要だ。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040327-00000403-yom-bus_all