2004年03月26日(金) 00時00分

営団が１００円多く徴収 乗り越し精算時、４０００人被害か （東京新聞）

　営団地下鉄は二十五日、営団・都営連絡定期券と他社線の乗車券を持った乗客が、今月二十三日までの約一年間に、営団の駅で運賃を乗り越し精算した場合、百円を余分に取っていた可能性があると発表した。被害は四千人、四十万円に及ぶと推定している。

　今月十七日、東葉高速の定期券と営団・都営連絡定期券を持った利用者が、千葉県の北習志野駅から乗車し、飯田橋駅の精算機で精算した際に、正規より百円多い二百六十円を取られた、と申告したことで発覚した。調べたところ、プログラムミスと分かり、営団は二十三日までに、精算機四百十五台のうち五十三駅百一台のプログラムを改修した。

　営団は駅のポスターで利用者に謝罪するとともに、誤収受額を返金する。被害が発生した可能性がある東武、東急、ＪＲなど相互直通七社十二路線と営団・都営の連絡定期券を持つ利用者の問い合わせは、各駅で受け付けている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20040326/lcl_____tko_____003.shtml