2004年03月26日(金) 18時22分
流出個人情報は最大13万人 東武鉄道が調査公表(共同通信)
東武鉄道の無料メール情報サービスに加入した会員の個人情報が流出し、利用の覚えがない有料サイトの利用料金が請求された問題で、同社は26日、流出は最大約13万人分で、システム管理を委託していた会社のIDを使い、サーバーにアクセスした痕跡があったとの調査結果を発表した。
東武鉄道は「架空請求で不快な思いをさせてしまい、おわびしたい」として根津嘉澄社長ら2人を3カ月の減給処分にした。
流出したのは、同社の運行状況、沿線情報などをメールでサービスする「102@Club」の会員個人情報で、メールアドレスのほか住所、氏名、年齢など。システム調査や社員、委託会社の従業員に事情を聴いた結果、昨年4月4日、委託会社のIDを使い、通常の業務以外でサーバーにアクセスした痕跡が見つかった。しかし、すでに転職した人もおり、それ以上の流出経路の特定はできなかった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040326-00000208-kyodo-soci