2004年03月25日(木) 18時51分
感染経路究明チームが発足 農水省、鳥インフルエンザで(共同通信)
高病原性鳥インフルエンザ問題で、農水省は25日、専門家による感染経路究明チームを発足させた。29日夕に同省で初会合を開く。
究明チームは伊藤寿啓鳥取大教授(獣医公衆衛生学)、金井裕日本野鳥の会主任研究員ら野鳥の専門家や、動物衛生研究所の疫学専門家のほか、山口、大分、京都の各府県から担当者も加わり計9名で構成。これまでの国内の発生例や野鳥の生息調査、海外の発生例などを総合的に検討し、国内への感染ルート解明と防止対策を急ぐ。
究明チームは政府の緊急総合対策で設置を決定。文部科学、厚生労働、環境各省、食品安全委員会(内閣府)もオブザーバーとして参加する。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000255-kyodo-soci