2004年03月25日(木) 20時51分
個人情報入りの車両火災報告書がインターネットに流出−−高知市消防局 /高知(毎日新聞)
高知市消防局は24日、個人情報入りの車両火災の報告書が、インターネット上に流出していたと発表した。東消防署勤務の救急救助隊員の主任(43)が作成。自宅に文書フロッピーを持ち帰り、パソコンがウイルスに感染したため文書が外部に流出したとみられる。
同消防局によると、車両火災をまとめた「聞き込み状況書」で、主任が2月6日ごろに作成した。書類には車両の所有者の住所や氏名、電話番号などが記載されていた。同署長と主任は24日、所有者に経緯を説明し謝罪した。
市の個人情報保護などに関する基準では、職場に保管されている個人情報に関するデータを、無許可で職場外に持ち出すことは禁止されている。
市は何らかの処分を検討中で、高橋正道助役は「関係者に深くおわび申し上げます。今後、個人情報保護の重要性について全職員に通知し、適正な取り扱い管理の徹底を図ってまいります」とのコメントを発表した。
【小川信】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000007-mai-l39