2004年03月25日(木) 19時51分
高速道路走行中にパンク、3人に1人経験−−大型車脱輪事故受け県警調査 /静岡(毎日新聞)
横浜市瀬谷区で02年1月に大型トレーラーの車輪がはずれ母子3人が死傷するなど、大型車のタイヤ脱輪事故が相次いでいることを受け、県警高速隊が実施した調査で、ドライバーの3人に1人が高速道路を走行中のパンクなどを経験していることが分かった。タイヤが脱落したことのある運転手も2%以上含まれており、同隊は「走行前には十分な点検をしてほしい」と呼びかけている。
調査は、県警高速隊が東名高速のサービスエリアなどで、大型トラックやバス、普通トラックそれぞれ100台ずつ計300台を対象に実施した。
タイヤの脱落経験があったのは300人のうち7人で、普通トラックの運転手が4人と一番多かった。大型トラックのドライバーのうち36人がパンクやバーストの経験があり、普通トラックも30人と多かった。大型トラックの40人は「タイヤのナットがゆるんでいるのを発見した経験がある」と答えている。また、運行前の点検について、バス運転手は全員が「運行前にタイヤやホイールの点検をしている」と話したが、計17人のトラック運転手が「していない」と答えた。【小松雄介】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000001-mai-l22