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ADSL(非対称デジタル加入者線)大手のアッカ・ネットワークス(本社・東京、坂田好男社長)の顧客名簿が外部に流出していることが24日、明らかになった。朝日新聞社が入手した名簿のうち、アッカ・ネットワークスは約200人分について、同社の顧客名簿と一致していることを認めた。流出したのは約30万人分以上とみられる。利用者総数は約110万人で業界5位。
名簿に記載されているのは氏名、性別、住所、電話番号、電子メールアドレス。現在の顧客以外に、すでに解約した人も含まれている。
作成時期は不明。関係者によると、同様の情報が名簿取引業者の間で流通しているという。同社では流出経路の特定を急いでいる。
アッカの湯崎英彦副社長は「情報の中には、こちらでは把握していない性別も含まれている。生のデータではなく、どこかで加工されたものだろう」と話している。
同社は、ADSL回線の卸業者。NTTコミュニケーションズが約4割の株を保有している。
利用する際には、NTTコミュニケーションズ(OCN)やKDDI(DION)など12のインターネット接続業者を通じてアッカのサービスを選択する。
(03/25 03:08)