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ADSL(非対称デジタル加入者線)大手、アッカ・ネットワークス(本社・東京)の坂田好男社長は25日午前に記者会見し、指摘された顧客名簿の外部流出について正式に確認し、「不手際でお客様と関係者にご迷惑をおかけした」と謝罪した。流出経路は確認中としながらも「内部流出の疑いが強い」とし、時期は「03年3月末から5月上旬にかけて」と特定した。
同社はすでに23日付で、社内に緊急対策委員会を設置し、流出経路の特定を急いでいる。今後は、社内の顧客情報へのアクセス権限を大幅に制限することも決めた。確認した201人分の顧客情報だけでなく、約30万人を超える当時の「顧客全員の名簿流出の可能性も否定できない」としている。
名簿には住所、電話番号、電子メールアドレスなどが含まれており、こうした情報にアクセスできる関係者は現在、正社員、派遣社員、業務委託先の社員を含めて466人いる。今後は、62人に絞り込む。また、当面は、広告を含めて販売促進活動を自粛する。
同社は顧客からの問い合わせに対応するため、専用電話を設けた。番号は0120・140・107。
(03/25 12:38)