2004年03月24日(水) 00時17分
部品設計やり直し要請へ 三菱24日リコール(共同通信)
三菱ふそうトラック・バスの大型車タイヤ脱落問題で、国土交通省は23日、三菱側がリコール(無料の回収・修理)の際、タイヤと車軸をつなぐ部品「ハブ」を交換するだけでは安全性が確保できないとして、同社に対し設計やり直しや技術的な精査を求めることを決めた。
三菱ふそうは24日午後、「ハブ」の設計上の要因でタイヤが脱落する恐れがあるとして国交省にリコールを届ける。
リコールでは、これまでの自主回収でハブの交換が済んでいない約1300台の交換作業を進め、路線バス用なども新たに交換対象として追加する。
しかし国交省は、破損事故が起きている旧型ハブでは新品に交換しても安全性は保てないとして、設計をやり直し新たにハブを製造、あらためて交換を求める方針。
これまで亀裂が確認されていない新型ハブへの交換についても、設計上の問題がないかどうかの精査が必要としている。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000005-kyodo-soci