2004年03月24日(水) 01時19分
長野、新潟で走行中のタイヤ脱落事故相次ぐ(読売新聞)
大型車のタイヤが走行中に脱落する事故が23日、長野、新潟両県で相次いだ。
同日午前8時45分ごろ、長野県松本市笹賀の長野自動車道で、大型タンクローリー左後輪の1組2本(重さ計約200キロ)のダブルタイヤが脱落した。
県警高速隊によると、タンクローリーは1992年の三菱ふそうトラック・バス製(昨年1月に三菱自動車から分社)だが、リコール対象の車種ではないという。ホイールとブレーキドラムをつなぎ止めるクリップボルトが折れており、破断面にさびがあり、整備不良が原因とみられる。
また、同日午後0時25分ごろ、新潟県朝日村大須戸の国道7号で、50トン大型トレーラーの右側後輪3組6本のうち、中央外側のタイヤ1本(重さ約90キロ)が脱落し、道路脇の民家の立木に衝突。20分後、その内側の1本も同県山北町下大鳥の国道7号線で外れ、駐車場の軽トラックにぶつかった。
新潟県警村上署によると、トレーラーの荷台部分は97年の別のメーカー製で、脱落した2本のタイヤをハブに固定する8本のボルトが折れていた。
運転手男性(31)は同日午後1時ごろ、山形県温海町で検問中の温海署員に発見されるまで気付かずに走行していた。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040323-00000515-yom-soci