2004年03月24日(水) 17時22分
国交省が届出時期の妥当性調査へ、三菱ふそうリコール問題(ロイター)
[東京 24日 ロイター] 三菱ふそうトラック・バス(昨年1月に三菱自動車から分社)の大型車ハブに設計上の不具合があった問題をめぐり、国土交通省が道路運送車両法に基づくリコール(無償の回収、修理)の届出時期の妥当性について調査に着手したことが明らかになった。
これまで三菱側から同省に報告された資料などに加え、外部の調査機関での鑑定も踏まえ、リコール届出時期が、横浜市のタイヤ脱落による死傷事故から2年以上経過していることなどを検証するのがねらい。
道路運送車両法では、虚偽報告などがあった場合、メーカー側を罰する条項を盛り込んでおり、結果次第では三菱側に行政処分を課す可能性もある。
(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000515-reu-bus_all