2004年03月23日(火) 07時00分
三菱ふそう、タイヤ脱落事故でリコール届け出へ(日経新聞)
三菱ふそうトラック・バスは24日にも、車軸と車輪を結ぶハブの破損によるタイヤ脱落事故が相次いだ大型車のリコールを正式に届け出る。横浜市での死傷事故から2年以上が経過、対応の遅れに批判の声も上がっている。「三菱ブランド」の信頼低下によるグループ全体への影響は避けられない。現在策定中の三菱自動車の再建計画にも影を落としそうだ。
リコール対象はハブに設計上の問題が浮上した大型車(バス含む)。三菱ふそう(当時は商用車部門分社前の三菱自動車)が2002年1月から自主回収を進めた車両と、今回新たに交換を決めた同型ハブ搭載車約3万7000台の計11万2000台あまりとなる。対策費用は約30億円。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040323AT1D2208222032004.html