2004年03月22日(月) 21時57分
タイヤ脱落で報告求める 三菱ふそうに国交省(共同通信)
三菱ふそうトラック・バスのタイヤ脱落問題で、国土交通省は同社に対し、大型車の自主回収からリコール(無料の回収・修理)決定までの事実関係について報告書を提出するよう指示した。風岡典之事務次官が22日の定例会見で明らかにした。
風岡次官は「リコール問題の処理を優先すべきだが、これまでの経緯をできるだけ急いで確認し、整理したい。会社にもよく調べてもらいたい」と述べた。指示は先週末に出したという。
横浜市で2002年1月に母子3人死傷事故が起きた直後、三菱自動車工業は「ユーザー側の整備不良が原因」としながら自主点検を開始。今月になってタイヤと車軸をつなぐ「ハブ」に欠陥があったとして、三菱ふそうトラック・バス(三菱自動車から分社)がリコールを表明していた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040322-00000255-kyodo-soci