2004年03月20日(土) 00時00分
個人情報の流出に備え対応マニュアル策定へ(朝日新聞・)
岡山市が作った市税滞納者の氏名や住所、滞納額などを記した文書などを、納税指導を委託されていた人材派遣会社の派遣社員がごみ捨て場に捨てていた問題で、同市は、保有する個人情報が流出する事態に備え、対応マニュアルを策定する方針を決めた。
市は人材派遣会社「キャリアプランニング」(同市、佐々木啓之社長)との委託契約に個人情報保護の徹底を盛り込んでいたが、278人分の滞納額明細書や106人分の訪問先リストがごみ捨て場に捨てられた。このため、「今回のようなケースを未然に防ぐのは非常に困難。予想外の流出に備え、統一したルールを設けておく必要がある」(菱川公資助役)と、マニュアル策定に着手することにした。
市文書管理公開課によると、市は個人情報を取り扱う業務210件(03年7月末現在)を外部の業者に委託している。
(3/20)
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=4148
|