2004年03月19日(金) 12時59分
脱落は整備との関連薄い 社内報告書で技術者(共同通信)
三菱ふそうトラック・バスのタイヤ脱落問題で、三菱ふそうトラック・バスの技術者の1人が昨年「脱落の原因となったハブの破損と、整備不良との関連は薄い」とする報告書をまとめていたことが19日、分かった。三菱側は11日にリコールを届け出ると表明するまで「脱落は整備不良が原因」と説明していたが、説明とは正反対の内容。
報告書は公開されておらず、国土交通省は今月に入り入手。三菱側は「技術者が個人の研究結果として出した報告書で、組織としてまとめたものではない」と同省に説明しているという。
国交省によると、2002年に横浜市で脱落したタイヤの直撃を受けた母子が死傷する事故が発生するなど、タイヤ脱落が相次いだことを受けてまとめられた。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040319-00000088-kyodo-soci