2004年03月19日(金) 19時01分
武井前会長を在宅で追起訴 名誉棄損で東京地検(共同通信)
消費者金融大手「武富士」のホームページ(HP)で、盗聴疑惑を追及するジャーナリストをひぼう・中傷したとして、東京地検は19日、名誉棄損の罪で前会長武井保雄被告(74)=盗聴事件の電気通信事業法違反罪で公判中=を在宅のまま追起訴した。
昨年10月にジャーナリストらから告訴を受け捜査していた。「全国ヤミ金融対策会議」代表幹事の宇都宮健児弁護士から出ていた別件の名誉棄損容疑の告訴については不起訴(嫌疑不十分)とした。
起訴状によると、武井被告は会長だった2003年6月、自分を盗聴容疑で警視庁に告訴したジャーナリストについて、「会長が盗聴を指示した心当たりはなく、極めて悪質なひぼう・中傷。証拠の録音テープも改ざんされている可能性がある」などと武富士のHPに掲載させ、名誉を棄損した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040319-00000195-kyodo-soci