2004年03月18日(木) 22時19分
内部からの情報漏れ指摘 ソフトバンクBBの委員会(共同通信)
インターネット接続サービス「ヤフーBB」の顧客情報流出事件で、ソフトバンクBBが設置した「個人情報管理諮問委員会」は18日、顧客情報が内部から漏れた可能性を指摘する報告書をまとめ発表した。
委員会によると、同社のデータベースに外部から不正アクセスした形跡はなく、右翼系政治団体元代表森洋被告(67)=ソフトバンクへの恐喝未遂罪で起訴=が所持していた約460万人分の顧客情報は、何者かが正規のパスワードで接続して引き出した可能性があるという。
森被告らとは別に、顧客情報を使ってソフトバンクBBを脅したとして同罪で起訴された木全泰之被告(31)については(1)利用客の相談に応じるサポートセンターに勤務していた際、複数の個人情報を閲覧できた(2)毎朝、始業時間前に出社していた−−などから、始業までの時間に入手した情報をインターネットで外部に送っていた可能性があると指摘した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040318-00000236-kyodo-soci