2004年03月18日(木) 20時23分
山陰合同銀行の顧客情報が一部外部流出 顧客に誤ってリスト渡す /島根(毎日新聞)
山陰合同銀行(若佐博之頭取)は17日、一部の顧客情報が外部流出していたことを発表した。
今月8日に益田東支店と取り引きがある個人事業主が、同支店の顧客名などが記載されたリストを持参したことから判明。リストには01年12月に返済期日が来た23取引先37件の融資について取引先名や手形貸付などの融資の種類、返済金額、返済期日が記されており、その内容から、01年11月〜02年1月ごろ、当時同支店の融資担当だった30代男性行員が自分の受け持つ顧客の返済状況を把握する内部資料として作成したものと判断。この個人事業主に対し融資に関する書類を渡した際、混入した可能性が高いという。
会見した古瀬誠専務らは謝罪。同様事例がほかにもないか全店で確認するとともに関係者の厳正な処分を検討している。また、再発防止に向け、全職員に顧客情報管理体制を見直し、徹底させることを約束した。同行によると、顧客情報流出に関する謝罪会見は初めてという。 【新宮達】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040318-00000004-mai-l32