2004年03月17日(水) 18時41分

節電器詐欺訴訟　地裁で初弁論　／青森（毎日新聞）

　効果のほとんどない節電器「省電王」を買わされたとして、県内の６０人が販売元の「アイディック」（本社・東京都、船原新代表）と信販会社の計９社などを相手取り、総額約２３４４万円の損害賠償と約２６６６万円の債務不存在確認を求めた訴訟の第１回口頭弁論が１６日、青森地裁（河野泰義裁判長）であった。アイディックは先月、東京地裁で破産宣告を受けたため、同社に対する訴訟は中断されたが、信販会社側は原告が主張する過失の内容を具体的に説明するよう求めた。
　訴状によると、アイディックは節電効果がほとんどない省電王を販売。信販会社はその詐欺的商法を知りながら、原告らとクレジット契約を結んだとしている。【村松洋】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040317-00000006-mai-l02